SPOT 04

香山墓所

長州藩最後の三代藩主が眠る国史跡。うぐいす張りの石畳が迎える。

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静かな緑の中に、長州藩の歴史の終わりと始まりが眠っています。

ここ香山墓所には、明治維新を成し遂げた長州藩の最後の三代が葬られています。13代藩主・毛利敬親、14代・元徳、そして元昭です。敬親はかの有名な「そうせい候」です。家臣の進言にことごとく「そうせい」と従い、高杉晋作や桂小五郎ら傑出した人材を自由に動かしました。長州を明治維新の中心地へと押し上げた名君です。

墓前に立つ「勅撰銅碑」は、明治天皇自らの勅命によって建てられたものです。藩主への最高の敬意の証です。また、墓所前の石畳は「うぐいす張り」と呼ばれ、足音がひときわ響く造りになっています。萩の毛利家墓所が五輪塔型であるのに対し、ここの墓は土饅頭型という素朴な形です。その質実さが、かえって重みを感じさせます。

長州藩36万石を率い、維新という嵐を乗り越えた人々の眠りを、ぜひゆっくりとご覧ください。

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